MT07を1-2ヶ月で週1回以上乗って、1000-1500km走行した後の感想
感想
- 100km走行したときと大きく変わらないけど、現時点での率直な感想
- 買って良かった
- 出かけるのが楽しい、長時間(1日のトータル4-5時間以上)乗っていられる
- 600-700ccクラスでも250cc~400ccクラスの車重なので取り回し楽、スピードはアクセル回せばビューーンと
- カーブやコーナーでの倒し込みしやすい、切れ込みすぎることなく、重くて倒せないこともなく
まえおき
細かな感想やフィーリング
- アクセル
- 可もなく、不可もなくだけど、長時間乗ってると、左手よりも右手が疲れて、手がボーになってる。
- 600-700ccクラスだけど大型は、アクセル開度が少なくても、どんどん伸びる(開けたら開けた分だけ、どんどん伸びる。)。
- 法定速度までの到達はあっという間
- 街中では、発進以外はギヤ3速のままオートマ状態で加減速(20-70km/h)でき非常に楽。幹線道路(直進や広めの道)ならば250や400ccよりも楽。低回転域からのアクセル開度でトルクが十分あり、どんどん加速できるから3速オートマ状態にできる。
- ブレーキレバー
- 4段階の調整したので、遊びと握りで、1本中指のみ、2-3本(小指除く)がけできる位置に調整した
- クラッチレバー
- クラッチチェンジペダル
- 前輪ブレーキ
- 前輪ブレーキレバー
- 握り問題なし
- 後輪ブレーキペダル
- 内側というかエンジン部分(冷却水循環)が外に出てるから踏みにくい(スライダーでさらに踏みにくいのかも)、ブレーキの上につま先を軽く置いてる時はいいけど、ずらしている時に、急ブレーキで踏めるか微妙。足をずらしているときの急制動だとおそらく踏めない。バイク用シューズでカカトがステップにかんでる状態でないと踏みミス(スコンと足が下に抜ける)する。
- 後輪ブレーキ具合
- 街中では十分、超低速(10km未満)でちょくちょくかけたり、Uターンでかけたり問題なし
- 50km程度で後輪ブレーキかけるとABSの作動がしやすい、ちょっと強めに踏んでないのに、ABSが作動している感じがある(微妙な足に伝わってくるガクンガクンというかガコガコというか
- 峠(山道)では、40-60km程度で曲がってる際の侵入時のブレーキは まあまあ、コーナリング時のブレーキかけてみたが、効いてるのかよくわからん(技術なし)。アクセル戻してエンブレ効く方が減速する感じ。
- 1回だけ、踏み外した(踏めずに下に抜けた感じ)
- 1000km越えて1500kmくらいから、異音ではないけど、踏んだときにカコって音が10回に1回くらいする。ABSの動作するカコンカコんって感じとは異なる。
- 2017年 5000km走行後の情報を追記、カコンってのは、ペダルの支点側の可動部にKUREのシリコンスプレーしたら音の発生が減った感じ。なので、洗車後、たまにシュッと軽くやってる。
- ヘッドライト
- 夜間が多い人は、LEDに変えるべきだと思う
- 時速40km以上で走行するとなると、積極的にハイビームを使いたい。でも対向車や前方にいる場合に迷惑だよな。
- ヘッドライトのローとハイの切り替え
- 操作しにくい、パタンと前方に倒す方がやりやすい、上に引き上げる感じで操作するので、下げるときはしやすいが、上げるのがしにくい、もう少しハンドルの時計とは逆回り(前輪ライト側)に数センチ回った位置なら操作はしやすいが。
- ウィンカー
- 特に不満なし、こんなもんかな という印象。だが、クラッチ握りながらの方向指示器操作はけっこう大変。
- ホーン(警笛)
- はっきりいって、押せる気がしない。危険な場合に押せるかと言ったら無理だわ。位置がよろしくない。
- ウインカースイッチの下(または上)にホーンボタンがある方が絶対に良い。警笛ってイザって時に押すものだから、押しやすくないといけないと思う。中途半端な右側なので普通に親指をずらしても届かないよ。
- ハンドル
- 特に疲れることはない。MT09Tracerのがもっと楽だと思う。
- 始めはちょっと前傾になるかなと思ったが、そんなこともなく高速時にオプションで付けたスクリーンに頭半分隠れるくらいにしようとしたら、まずまずのやりやすさ、まずまずの見え方だった
- 思ったより前傾にならなかったのは、若干腕の長さが影響しているかも。
- 走行
- 最大トルクが6500rpmと、最大回転数の真ん中くらいにあるためか、2速、3速、4速での下(2,3000rpmあたり)からの加速・トルクがある、5,6速での低回転2-3000rpmからでの追い抜きや追い込しもできる。ギヤを落とす必要なし。
- 4速100kmで走っても、6速100kmのどちらでもいける。700ccに近いくらいの排気量なので、400ccに比べれば巡航は楽になる。オプションで付けた大型スクリーンのおかげで、ネイキッドバイクにある腹、胸、肩、ヘルメットへの風圧は軽減されており、ツアラーには及ばないが高速道路で走行距離200-300kmの往復ならできる範囲内、体の疲れよりもケツが痛くなるのが先。
- 街中や田舎道などで3速60kmくらいが楽しい、そこからアクセル開けることもできる、エンブレも効く、30kmくらいに速度が落ちても、そこからビューンと加速できる
- 日常的街乗り
- エンジンブレーキ
- 2速に落とすときに、時速50kmくらいから落とすと挙動が大きくなるので注意。ポンピングになってるかな。スリッパークラッチやトラクションコントロールがあれば、もっと落ち着くだろうけど。
- リアサス
- 2-300kmくらいまでは、ぴょんぴょん跳ねる。1000km到達した、いまでも跳ねるけど、若干跳ねるのが少なくなったように感じる。
- 馴染んだのか、それとも自分が慣れや馴染んでしまったのか。
- シート
- ケツ痛。エッジみたいなところで、お尻の少し外(モモの付け根とお尻の骨がゴリゴリする付近)が痛いです。渋滞が多いと1時間もしないうちに、痛くなります(場合により30分で痛いの開始)。お尻に脂肪ついてるか、チャリダー用パンツ履く方がいい。シートで対応するには限界があると思う。
同クラスの他車とくらべて
- NC750とMT07 比較して
- MT07が良いと思えるのは、ある程度飛ばしたい、加速感がほしい、キビキビ動かしたい、車庫や駐車場での取り回しのしやすさ、街乗り~峠~高速を軽快に走れる。
- NCの良い点は、トコトコ、のんびりと、ときには速く といった場合。高速のロングツーリング(往復400km以上)するならば、断然NC、疲労度が違うと思います。NCでも最高速はけっこういけると思う、140-150kmくらいまではいけるのでは。
- ヨーロッパにあるMT07 Tracerのようにタンク17LやTracerのシートであれば、ロングツーリングはNCに負けない・いい勝負だと思います。でもMT07 Tracerは日本発売はなさそう、プレストにおける逆輸入車にない。
- 燃費はNCに軍配でしょう、MTだと500kmのツーリングだと2回給油となるので、地味に効いてくる。1回との大きな違い。
- 積載性は、NCの圧勝、MT07は ほぼ無し
- GSR750、GSX-S1000 と仮想比較(MT09と比較するべきでしょうが、MT07乗りなので、その比較)
- 車体の軽さ 取り回しはMT07が良いでしょうが、他は負けてると思う。
- MT07は、ガソリンがレギュラーのため経済面のメリットあり。燃費もMT07は良い、4気筒との差が出やすいところですね。
- ガンガン攻めたい人は、MT07でも良いでしょう、高回転域を使う人はGSR,GSXが良いでしょう。4気筒のが高回転域の伸びはあると思います、4気筒が良い人はGSR,GSXでしょう。
いつかは、、
- Ninja 650 (ER-6f) と比較してみたいな、
- Kawasakiに いつかは乗ってみたい、Kawasakiの候補ならば、2017年モデル Ninja 650 がハンドルがセパハンっぽいんだよな・・・、2016年まではツアラーに近かったのに、SSっぽくなっている。バーハンが好み。